山田作品について −河北倫明 元美術評論家連盟会長−
・・・・・・石という宇宙エネルギーのシムボルでもある大自然の息づかいにそのまま即しながら、またその色、香、響を芸術的に伝えつつ、いわゆる天地玄黄の広大深遠の風趣を目指しているところが焦点である。その芸業は、(中略) ともすれば、見失いがちであった地球の大切な何ものかを、改めて憶い出させるかのようでもある。・・・・・・
(プロイセン国立文化財団主催 「山田光造展」によせて より抜粋)
石刻画(せっこくが)
一般的に日本画は毛筆、洋画は毛筆やパレットナイフに色をつけて紙や布に画を描きます。石刻画は、主に花崗岩を凹凸模様に加工して筆とし、その表面に色をつけて紙に繰り返し押しつけます。完成された画肌にあるひびなども意図的に創り出すことが出来ます。
石彫刻(いしちょうこく)
現在の日本の石碑のほとんどが機械彫りの中、あくまでも手彫りの技を固守し、ノミとツチで花崗岩や大理石を刻み文字を彫ります。また、字の内部を丸くえぐるとともに運筆の跡を表現する「福寿彫り」という独自の技法で、新たなる石彫刻の世界を創作しています。
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